新築工事前の❝工事❞について
2022/06/12
皆様こんにちは。
すでに関東地方では梅雨入りし、今週には他地域でも梅雨入りが濃厚みたいです。
自分は湿度の高い蒸し蒸し感があるので梅雨は苦手です。
今時期が一番過ごしやすいですね。
さて今回の記事は新築前の工事について投稿してみようと思います。
ふつう、家は「基礎」の上に建ち、基礎は地盤に建ちます。
軟弱地盤である場合、家は基礎ごと下がるか傾く可能性があります。
それを防止するために「地盤改良工事」を行います(画像1枚目)。
どのような施工方法かといえば、簡単に言うとコンクリート杭を数十本、基礎下に当たる位置に造成します。
基礎の通り芯は事前に「地縄(じなわ)」によって位置を表示してましたので、的確な位置に杭は施工されます。
地盤改良工事が完了したら、基礎を造るための段取り「遣り方(やりかた)」をします(画像2枚目)。
木杭を立て、水平に横木を打ち付けたら、横木の上面に❝基礎の芯墨(しんずみ)❞を印していきます。
この印を頼りに図面と照らし合わせながら基礎屋さんは基礎を造っていきます。
その途中過程になりますが基礎の内部には鉄筋が配置されています(画像3枚目)。
鉄筋は引っ張りの力に対して有効な素質を持っています。
コンクリートと一体となることで強固な鉄筋コンクリート造りとなります。
このような過程で基礎は出来上がっていくんですね。
近々この鉄筋に型枠が組み込まれてコンクリート打設が行われ、基礎が出来上がっていきます。
基礎屋さんには毎日のように大変なご苦労をかけていますが、一生懸命頑張ってもらっています。
ありがとうございます。
このあとも引き続き皆さんで一致団結し、この新築住宅を無事に完成させましょうね。