氏神様の社
2022/02/19
皆さんこんにちは。
今回の記事は「氏神様」の社にしました。
画像では雪の中にたたずんでて全体像が分かりづらいところもありますが、ご容赦願います。
これを造ってから10年ほどの歳月が経ちました。
依頼主は自宅から歩いて3分ほどのお宅のおじいさんです。
当時の自分はまだ未熟者でして、この造りはハイレベルなものでした。
何がハイレベルかといえば、屋根の反りと垂木を化粧にして見せるアンバイですね。
屋根の反りに関しては原寸を描いてから曲線の具合を導き出し、それを基準に反らせています。 専門的には「引き渡し勾配からどうのこうの・・・」って説明になるんですが、そこは省略します。
垂木の間隔も一定の決まりごとがありますが、当時の自分はこんな感じで造ったみたいです。
観音開きの扉も当時はこんな風に造ってたんですね。
まずまず上出来だと思います。
各家庭において氏神様を祀ってある家庭とそうでない家庭ってありますよね。
祀ってないからどうのこうのというわけではないのですが、祀らなければいけない義務もないと思います。
そこの家庭の習わしみたいなものでしょうか。
自分も詳しいことは知りませんから、強いメッセージも書けませんし。
「氏神様」はそこの家庭の❝守り神❞的な存在なのでしょうか。
自分では『氏神様=狐の神様』ってイメージしてしまいます。それが正しいかはわかりません。
ブログ記事はいつも新築やリフォームなどを掲載してましたが、今回は氏神様関係にしてみました。
この社はそんなの大きくないものですが、その分 細かな作業となります。
難易度は上がりますが造り甲斐があって楽しいです。
いつかまた、こんな依頼があればいいなぁ・・・と、思ってます😊😊